第97回大阪府理容競技大会

11種目156名、学生の部26名 計182名が競い合う!


 第97回大阪府理容競技大会(松井義三大会委員長)が5月10日、午前9時30分より大阪理容会館で開催され、全国理容競技大会種目の3種目のほか近畿理容競技大会種目の1種目とオープン競技7種目、学生の部2種目に合計182名の選手が出場し、近畿理容競技大会の出場権をかけ技能を競った。また、去年に引続き体験コーナーを設け、今回はタカラベルモント株式会社主催のヘッドスパをおこなった。

 大会は午前9時30分より開会式が開催され大会役員ならびに大阪府・大阪市らのご来賓の着席と同時に、石黒光男氏、河野智子氏の司会で、中野説夫大会副委員長の開会の辞があり、昨年度1部~4部の優勝者よりそれぞれの杯の返還、ならびにレプリカの贈呈が行われた。 

 その後、松井大会委員長より主催挨拶があり、大阪府知事(代読)、大阪市長(代読)、産経新聞社からそれぞれ祝辞を頂戴した後、ご来賓、大会役員の紹介、田中義弘大会審査委員長より審査方針の説明へと進んだ。選手宣誓は3部出場の大垣俊也選手より力強い宣誓で、開会式を終了した。 

競技は全国理容競技大会の3種目、ウイッグによるクラシカル・ドライヤーセット(5部)、ストリートヘア・フリースタイル(6部)、ブロースカット(7部)、ベーシックカット・アイロン仕上げ(8部)、ロッド巻(9部)、基本ロング及びミディアムドライヤー仕上げ(10部)、メンズ・シェービング(11部)、学生によるカット、ロット巻、計11種目の技能が、二階美容実習室・三階講堂の二つの競技会場で競われた。 

 観客席には他府県の方々を始め多くの来場者で埋まり、開会直後より生憎の雨模様ではあったが、白熱した競技風景を見守っていた。

 表彰式に入り、田中大会審査委員長より審査講評が行われた後、青山茂晴モデル審査部長よりモデル審査講評が行われた後、各部の表彰に移り入賞者には賞状・トロフィーが手渡され、石井勝大会副委員長の閉会の辞で終了した。